MEGA WEB(メガウェブ)はなんで閉館したの?長年愛された理由

メガウェブが閉館した理由とは?

MEGA WEB(メガウェブ)はなんで閉館したの?長年愛された理由

東京お台場エリアにある「MEGA WEB(メガウェブ)」は、トヨタ自動車が運営を行っていた体験型テーマパークです。週末や連休には、都内だけではなく隣接地域からも数多くの人が訪れて賑わっていましたが残念ながら閉館となりました。本記事ではメガウェブが閉館した理由を調べてみました。

MEGA WEB(メガウェブ)ってどんな施設だったの?

2021年12月に閉館したMEGA WEB(メガウェブ)は、冒頭でも述べた通り、トヨタ自動車が開設した体験型テーマパークです。
1999年3月に「見て、乗って、感じる」をテーマにオープンし、トヨタ自動車に関する様々な情報を得られるといった点で車ファンから人気を集めました。「トヨタ シティショウケース」「ヒストリーガレージ」「ライド スタジオ」の3館があり、展示ショールームといった位置づけとなります。
試乗コースでは、トヨタチーム所属のF1ドライバーによるデモ走行が行われるなど、魅力的なイベントも数多く開催されていました。

メガウェブの閉館理由とは?

本記事の本題であるメガウェブの閉館理由の1つとして「大型複合アリーナの建設予定地となった」といった点が挙げられます。2025年完成予定の多目的スポーツアリーナ「TOKYO A-ARENA(仮称)」は、1万人規模の大型アリーナで、プロバスケットボールチーム「アルバルク東京」のホームや様々なスポーツイベントに使用されるようです。また、アリーナの周辺には商業施設なども開業する予定となっています。
元々は、2010年に閉鎖予定だった事を考えると、22年間も存続できた事自体が凄い事だったかもしれません。
ちなみに、メガウェブだけではなく、周辺のヴィーナスフォートやZepp Tokyoもパレットタウン全体がアリーナの建設予定地に含まれていた事から閉館しています。

メガウェブが22年間愛された理由

メガウェブが閉館した理由・愛され続けた理由

当初は10年限定の営業だったメガウェブが22年間も愛された理由はいくつもあります。
既存の車ファンだけではなく、新規の車ファンを獲得するために、様々な工夫が行われたテーマパークとしても知られています。

試乗体験コーナー「ライドワン」

トヨタの現行モデルの多くが試乗できる「ライドワン」は、常に多くの人で溢れていました。
1回300円というリーズナブルな価格で全長1.3kmの試乗コースを運転する事ができます。
観覧車の下や噴水まわりなど、楽しみながら試乗ができるといった魅力がありました。

最新技術を体験できる「トヨタシティショーケース」

メガウェブのメインコンテンツとなる「トヨタシティショーケース」も人気コーナーの1つです。
トヨタが開発した最新技術を搭載した車を目の前で見られる事から人気を集めました。
水素自動車「MIRAI」やブラグインハイブリッド車、電気自動車の実物を初めて見たのがメガウェブだという人も多いのではないでしょうか。

まとめ

パレットタウン内でも特に人気のあったMEGA WEB(メガウェブ)は、2021年12月に惜しまれながら閉館となりました。跡地に1万人規模の大型複合アリーナが建設される事が決定した事が閉館の理由です。
メガウェブの一部機能は、御殿場の富士モータースポーツミュージアムに引き継がれる予定なので、車ファンの方は、ぜひ時間がある時に立ち寄ってみてください。

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